近年、台風や地震などにより全国各地で土砂災害が多発し、多くの尊い人命が失われています。本市においても、局所的な豪雨等により土砂災害の危険性は高まっています。
この様な状況の中、住民の防災に関する理解と防災意識の高揚を図り、土砂災害の被害軽減に資することを目的に、6月24(土)氷室地区公民館において、柿平町会、水木町会、下秋山町会、上秋山町会を対象に氷室地区土砂災害・防災訓練を実施しました。
土砂災害警戒区域等における住民参加による実践的な訓練として、市や消防、関係機関に加え、地元の町会から47名の皆さまに参加いただきました。
訓練は大雨警報及び土砂災害警戒情報が発表され、氷室地区に警戒レベル4避難指示を発令したことを想定し、住民が氷室地区公民館へ避難することから開始しました。
その後、栃木県安足土木事務所による土砂災害模型を使用した実験と説明や、避難所開設訓練、土のう作成訓練、AED講習、炊き出し訓練など、実践的な訓練も行われました。
災害はいつどこで発生するかわかりません。これから、ゲリラ豪雨や台風が発生する時期にもなってきます。
ご自宅にあるハザードマップをご確認いただき、自宅と避難所の位置を確認するなど、万一の災害に備えましょう。