全国的に有名な茶釜の産地として古くから「西の芦屋・東の天明」と言われ、共通の文化を持つことから、佐野市と福岡県芦屋町は平成1年5月に親善都市の締結をしています。
親善都市としてお互いの文化や歴史を学ぶことで、改めて故郷を見つめ直し、学ぶきっかけとなるよう、青少年交流を中心に佐野市と芦屋町で毎年交流事業を行っています。
新型コロナウイルス感染症や台風災害などの影響により令和元年に佐野市の児童生徒が芦屋町を訪れて以来、交流事業が中止となっていましたが、令和6年度、5年ぶりに交流を再開することができました。
今年は、芦屋町の小学5年生から中学2年生までの児童生徒12人が8月7日(水)~9日(金)の3日間、佐野市を訪れました。本市からも児童生徒13人が参加し、初日の7日(日)は、天明鋳物デコベーゴマ作りや、こどもサミットなどを開催し、「栃木JIMINIE倶楽部 自然の家みかも」に宿泊をしました。
2日目は日光東照宮でのウォークラリー、華厳の滝見学の後、道の駅どまんなかたぬまの見学、交流ゲームを行いました。
最終日は、佐野らーめん予備校出身の「佐よし」で本格的な青竹打ちの佐野らーめん作り体験を実施し、参加者みんなで自分たちの作った佐野らーめんを美味しく食べていました。
3日間の交流が終わり、参加した子どもたちは名残惜しそうにお別れをしていましたが、夏休みのいい思い出ができたと話してくれました。