1月27日(金)、イオンモール佐野新都市にて令和4年度本部消防演習が実施されました。
佐野市消防本部では、大規模災害に迅速かつ的確に対処するため、年に1回、全組織を挙げた本部消防演習を実施しています。
午前9時に栃木県南東部を震源とする地震が発生し、佐野市では震度5強を観測したことを想定に演習を開始。同施設では、屋上駐車場へのスロープが損壊し通行不能状態。また、9時5分に1階店舗から火災が発生し、要救助者及び負傷者が多数いるとの想定で訓練を実施しました。
同施設の従業員は、シェイクアウト、応急手当、初期消火、通報、避難誘導訓練などを行い、当消防本部は、建物内外からの救出訓練と一斉放水訓練、佐野厚生総合病院DMATと連携した救急救護訓練を実施しました。
訓練を終え、佐野市消防本部の飯島消防長は「イオン自衛消防組織の各班および佐野厚生総合病院DMAT、並びに消防本部各隊相互の連携活動や、安全管理が図られた、充実した訓練であった。今後も更なる各機関の連携強化を図ることで、市民の負託に応えられるようお願いしたい」と講評をしました。