2月1日(水)、葛生あくとプラザ大ホールで『みんなが集いふれあい支えあうまちづくり』をテーマに「第18回佐野市社会福祉大会」が開催されました。
開会にあたり金子市長は「現在、地域社会の脆弱化が課題となっているが、歳をとっても、障がいがあっても、住み慣れた地域で、自分らしい生き方を全うできるよう、「地域共生社会の実現」に向けて、皆さまとともに、取り組んでいきたい。」と挨拶があり、大会の第1部として、福祉活動をされている方へ表彰と感謝状の授与が行われました。
また、市内小中学生の福祉作文の発表が行われ、福祉作文最優秀賞に輝いた、柿沼ひよりさん(あそ野学園6年)『手話ってすばらしい』、中村美波さん(田沼東中2年)『認知症の人とのコミュニケーション』が、会場で受賞作文を朗読しました。
それぞれが自身の経験から福祉について考え、感じた内容に、会場から盛大な拍手が贈られました。
第2部では、佐野日本大学短期大学で教員として社会福祉士及び介護福祉士養成に従事されている吉田志保先生を講師に迎え「子どもの虐待と地域での支援」を演題に、講演会が行われました。
参加した方々は、福祉作文の発表と講演に耳を傾け、福祉社会の実現に向けて気持ちを新たにされていました。