3月25日(土)、葛生・常盤中学校区市立学校の校旗返納式が行われました。
同式典では、統合のため令和4年度末をもって閉校する葛生小学校、葛生南小学校、常盤小学校、氷室小学校、葛生中学校、常盤中学校の校旗が返納されました。
校旗の返納にあたり、金子市長は「葛生・常盤中学校区の各学校は、地域発展のため、地元の皆さんや多くの卒業生とともに今日まで歩んできました。長い歴史に幕を下ろすことになりましたが、これまで受け継がれてきた各校の歴史や伝統、そして地域の希望や誇りは、新たな葛生義務教育学校へと確かに引き継がれていくものと確信しています」と話しました。
閉校する6校を代表して、葛生小学校の御子柴満(みこしばみつる)校長は「今回閉校する6校は、それぞれ長い歴史と伝統を重ねてきた学校ばかり。地域の方々、卒業生の方々も寂しいと思うが、たとえ学校自体がなくなったとしても、それぞれの学校の思い出は残る。児童・生徒たちには、各校で学んだことを胸に、新たに開校する葛生義務教育学校でも頑張ってほしい」と思いを語ってくださいました。
また、葛生小学校6年の土澤琉正(つちざわりゅうせい)さんは「今までは母校が閉校するという実感がなかったが、今日校旗を返納して、本当に閉校してしまうのだという実感が沸いた。父も祖父も葛生小の卒業生なので閉校は寂しいが、学校での思い出はこれからも心の中に残り続けると思う。新しい葛生義務教育学校でも頑張りたい」と感想を語ってくれました。
葛生義務教育学校は、令和5年4月から開校となります。