12月19日(火)、佐野ユネスコ協会および佐野ロータリークラブから「英訳版」260冊を寄贈いただきました。
この本は、佐野高等学校の生徒が課題研究の一環として発案したことがきっかけで、佐野ユネスコ協会と佐野ロータリークラブが賛同し、発刊にいたりました。
佐野高等学校の生徒8人が約1年半かけて、21の佐野市の民話を英訳し、表紙裏表紙のデザインを手がけました。
寄贈にあたり佐野ユネスコ協会の熊倉勝会長は「佐野の民話を英訳することで外国の人にも、佐野という地域の文化を知っていただきたい」とお話しされました。
英訳を手がけた佐野高等学校3年の渡邊春樹さんは「インターネットで調べても出てこない言葉も多く苦労した。民話の舞台になった神社の石碑を実際に見に行き、地名の由来を調べたりなど、大変だったが、皆さんの協力のおかげて本にまでできたことがうれしい」と喜びを語ってくれました。
ご寄贈いただきました同書は、市内の小中義務教育学校や高校、図書館などに配布し、英語教育の補助教材として、また、国際交流の補助教材としても活用させていただきます。
ご寄贈いただきありがとうございました。