佐野日本大学高等学校まちづくり部プレゼンテーション

3月7日(木)市役所において、佐野日本大学高等学校まちづくり部の生徒たちが佐野市長や関係職員に対して地域政策についてプレゼンテーションを実施しました。

同部は高校生ならではの視点と柔軟な発想により、佐野市に所在する学校として地域の経済活性化と文化振興への貢献を目的に活動しており、生徒が地域政策について研修や議論を重ねています。

今回、令和5年度の活動を通して調査・研究したテーマについて、同部の生徒が2つの内容でそれぞれプレゼンテーションを行いました。

初めに「子育て世代に向けたさのマルっとギフトの提案」として、子育て中の親が自分自身の時間を大切にできていないという課題を見出し、それを解決するため、3つのギフトを配布する政策の提案をされました。

実際に親を対象にしたアンケートを行った結果をもとにギフトを選定。おしゃれができるように「化粧品」、献立を考える手間を省くために「野菜とレシピ」、楽しく外食ができるように「クーポン」を贈ることで、子育てに時間を費やす親のプライベートを少しでも大切にできるよう支援できたらとプレゼンテーションをされました。

次に「佐野♡(LOVE)ラボ」として、佐野プレミアム・アウトレットに来るお客さんに佐野市の魅力を伝えるため、体験型の観光をしてもらう政策の提案がされました。

アウトレットに買い物に来た親子連れをターゲットに「佐野ラーメン作り体験」「化石発掘体験」「田中正造展示室」「唐沢山講座」「佐野産いちごジャム作り」を提供し佐野を知ってもらい好きになってもらうことで佐野のファンを増やす。そして再度佐野を訪れてもらい、佐野に住みたいと思う人が増えるような取り組みができたらとお話しされました。

生徒たちのプレゼンテーションを受け金子市長は「大人とはまた違った視点や発想で提案いただきとても興味深い内容だった。若い皆さんと一緒になって魅力あるまちづくりを進めたい。」と講評しました。