1月19日(水)、佐野警察署と「佐野市安全で安心なまちづくりに関する協定書」の締結式を行いました。
この協定は変容する多種多様な犯罪被害を防止し、市民が安全で安心して暮らすことができるまちづくりを実現するため、佐野市と佐野警察署の間で取り交わしたもので、県警と自治体による本協定のような趣旨の協定は、県内初となります。
締結した協定に基づき「ながら見守り活動や青色防犯パトロール活動の促進」「特殊詐欺被害の未然防止や拡大防止」「公共空間への防犯カメラ等の設置の推進」などについて、市と佐野警察署が連携して進めていくことになります。
協定の締結にあたり、佐野警察署の神山政明署長より「市内において特殊詐欺や強盗事件などが発生し、不安に感じている市民の皆さまもいらっしゃる中、本協定の締結を心強く感じる。警察と市が連携をより一層強化し、市民の皆さまが犯罪に合わないよう抑止活動を強化したい」とご挨拶をいただき、金子市長は「市民の皆さまの安心を守るためには、まちが安全であることが必要である。行政がもっているノウハウと警察が持っている技術や知識を合わせることで犯罪抑止活動を強化したい。本協定に基づき、警察と連携を図ることで、犯罪の抑止や交通事故防止にもにつなげていきたい」と述べました。
また、協定書を取り交わしたあと、栃木県警察本部の大貫良之生活安全部長から佐野市役所に対して「特殊詐欺被害防止アドバイザー」の委嘱状が交付されました。
「特殊詐欺被害防止アドバイザー」は、栃木県警察と連携し特殊詐欺被害の防止活動を行うもので、自治体への委嘱は佐野市が初めてとなりました。