28日(木)、栃木県立佐野東高等学校の筝曲(そうきょく)部の生徒が第46回全国高等学校文化祭東京大会(日本音楽部門)に出場するため、佐野市文化芸術活動全国大会等奨励費(壮途金)の贈呈式が行われました。
筝曲とは、筝(そう)つまり「こと」の音楽の総称です。特に現代では近世に発達した俗筝による音楽を指す場合が多く、大きく生田流筝曲と山田流筝曲に分かれます。
佐野東高等学校筝曲部は、令和3年11月に開催された第43回日本音楽部会秋季発表会において最優秀賞を受賞し、栃木県の代表として全国大会に出場することとなりました。
全国高等学校総合文化祭東京大会は、7月31日(日)から8月1日(月)まで東京都江戸川区総合文化センターで開催されます。
筝曲部部長の亀井美咲さんは「全国大会でも劣ることのない、今までにない演奏を皆で奏でていきたい」と意気込みを語りました。
金子市長は「奏でる楽しさや聞いてもらう楽しさなど、さまざまな実績を積んだことで全国大会への出場が決まったのだと思います。全国大会でも、皆さんの曲を披露していただければ」と激励しました。