白鷗大学の学生が空き家利活用提案

白鷗大学法学部・岩﨑忠教授のゼミでは、佐野市が抱える地域課題を研究やゼミのテーマとして取り扱っていただいています。令和5年度は、同教授のゼミ生16人に佐野市における空き家の利活用をテーマに研究を行っていただきました。

昨今、急激に進行する少子高齢化に伴い、空き家に関する問題は全国的に深刻化しています。佐野市においても空き家は増加傾向にあり、空き家の有効活用の促進を図ることが課題となっています。

3日(土)、16人のゼミ生が4つのグループに分かれ、これまで行ってきた座学、現地調査等の結果を踏まえ、市長に対してプレゼンテーションを行いました。

一口に「空き家」といっても、中心市街地と中山間地域とでは状況が異なります。そのため、それぞれのグループは提案を中心市街地向けと中山間地域向けに分け、そこにいま需要の見込めるDIYやドッグランを絡めたり、佐野市の特徴である麺類やクリケットの活用策を提示したりして、佐野市の発展のために工夫を凝らした提案を行ってくださいました。